キングスナップ（2013年生、母アポロサミット）

キングスナップ（2013年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「王様＋伝説の名馬の名」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時18歳）と交配したアポロサミットが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は築紫洋。戦績は、中央平地9戦0勝、地方22戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2017年のサファイア賞(一般C14)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

8月22日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた2戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝2000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

12月6日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

3歳（2016年）

2月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた6戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

5月22日、中7週で迎えた7戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

7月2日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は伴啓太騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

8月27日、中7週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

9月29日、中4週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた11戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の祝!杉本哲也さんお誕生記念（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月7日、中0週で迎えた13戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた14戦目は、直美旅立ち和歌山へ!馬の餞杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（4戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず3着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた15戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた16戦目は、笠松応援記念（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったミツアキトンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2017年）

1月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C31（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた18戦目は、笠松ワンダーカップ（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

2月20日、中3週で迎えた19戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったエムザックダイヤに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた21戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

4月24日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（9戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、ハヤブササンサンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月8日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた23戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた24戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったリックヒナチャンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月12日、中1週で迎えた25戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（10戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイファーリスナーに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月29日、中1週で迎えた26戦目は、アルプス特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（11戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般C10 13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた28戦目は、一般C11 14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったリンにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

8月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般C15 18（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（13戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって6着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた30戦目は、サファイア賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（14戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメイショウハチキンに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

9月29日、中1週で迎えた31戦目は、高山特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。