ポディウム（2003年生、母レースオブライフ）

ポディウム（2003年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「（ラリーなどの）表彰台」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時10歳）と交配したレースオブライフが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方21戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年のセカンドジェネレーション騎手招待第1戦(C2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、広富牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、広富牧場から「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

成島英春厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

5月6日、デビュー戦は千葉直人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千葉直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝2500m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で千葉直人騎手（2戦0勝）。17頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを17番手で通過。直線では決め手に欠いて17着に終わった。

9月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモボスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月19日、中1週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマリンランドに7馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

10月29日、中5週で馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テンジンカイオウに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月4日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた7戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月18日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた8戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンザンエリシオに1馬身半の差をつけて優勝

12月24日、中4週で迎えた9戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

4歳（2007年）

1月7日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

1月27日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スキンファクシに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月5日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グラスオペラに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

2月25日、中2週で迎えた13戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、セカンドジェネレーション騎手招待第1戦（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキングハヤトに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

4月5日、中5週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた14戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた15戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3二（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上B1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

6月8日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサンガにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

7月19日、中2週で迎えた19戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般C5（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

9月7日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、一般C5（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい3着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた24戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。