ロサロッサーナ（2019年生、母ペイルローズ）

ロサロッサーナ（2019年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「赤い(伊)+バラに由来する人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のザファクター（当時11歳）と交配したペイルローズが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田農場。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、土田農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって616万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、八嶋長久によって715万円で落札された。

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月17日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は492kg。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月31日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

12月18日、中6週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で永野猛蔵騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

3歳（2022年）

1月15日、中3週で迎えた4戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、キョウエイゾロにクビ差交わされて2着に惜敗した。

2月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は小林凌大騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

2月19日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

2月27日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林凌大騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、3着に入った。

5月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のショウナンタイジュに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月21日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラスの雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。18着に敗れた。

12月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

4歳（2023年）

1月9日、中1週で迎えた13戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

5月6日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は横山琉人騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。最後は、2着のノアファンタジーに5馬身の差をつけて2勝目をマークした。

5月20日、中1週で迎えた15戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの大日岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

7月30日、中9週で迎えた16戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は津村明秀騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。15着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた17戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの稲妻ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月14日、中8週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの飛翼特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は横山琉人騎手（2戦2勝）。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。15着に終わった。