アートハラン（2021年生、母タイキマロン）

Ahtohallan

2021.03.14

アートハラン（2021年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「物語に登場する魔法の川」。毛色は鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時18歳）と交配したタイキマロンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は有限会社 ビクトリーホースランチ。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

12月17日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のメイクデビュー中山（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（2024年）

1月6日、中2週で迎えた2戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

6月9日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

4歳（2025年）

3月5日、約9か月の休み明けで迎えた4戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた5戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

7月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、アカリリッキーに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

8月13日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

10月24日、中9週で迎えた8戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。