サンコウクロス（1984年生、母ナカミクイン）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

1月6日、デビュー戦は三浦春美騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦春美騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦春美騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

3月7日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

3月22日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に入り込んだ。

7月12日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は三浦春美騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦春美騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったセイシンミラクルにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

9月13日、中5週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦春美騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったホッカイノオーザに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月26日、中1週で迎えた11戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は大江原隆騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコンゴウフラッシュを自慢の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月15日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下の霊山特別（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大江原隆騎手（4戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のダイナパワーをクビ差振り切って勝利をモノにする

12月12日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の尾張特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大江原隆騎手（5戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

4歳（1988年）

3月20日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の国分寺特別（東京芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で大江原隆騎手（6戦2勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた17戦目は、成島正規騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の悠久山特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下の金北山特別（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は大江原隆騎手（7戦2勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

5歳（1989年）

4月2日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（8戦2勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

5月6日、中4週で迎えた20戦目は、5歳以上400万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原隆騎手（9戦2勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。