アルスヴォルケーノ（2000年生、母サニーシラユリ）

アルスヴォルケーノ（2000年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（ラテン語で芸術）＋火山（火の山の芸術）」。毛色は栗毛。種牡馬のハートレイク（当時9歳）と交配したサニーシラユリが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）タニグチ牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着3回、地方11戦0勝。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

2月9日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は556kg。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったゼンノジャンゴに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたサクラディスタンス決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

4月12日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったサクラエヴィーヴァに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

4月5日、約12か月の休養明けで迎えた5戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた6戦目は、エイプリルカップ（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月21日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中7週で馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた8戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg絞って迎えた9戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2005年）

4月10日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、はまゆり賞（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた11戦目は、駒形賞（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた12戦目は、緑風賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた13戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた14戦目は、タイムチャレンジレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた15戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。