ミヤノパレス（1996年生、母ウエシマホープ）

1996.05.05

ミヤノパレス（1996年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のキタノパレス（当時9歳）と交配したウエシマホープが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）東振牧場。戦績は、地方11戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、東振牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

安田寛厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

6月18日、デビュー戦は岡島玉一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月8日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサントラブリーから7馬身差の2着となった。

12月24日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1999年）

1月2日、連闘で迎えた4戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（門別ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月27日、中7週で迎えた5戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオオハシチェスに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月22日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジャストワンルックに交わされて7馬身差の2着に敗北した。

4月17日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原正和騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトウコウテンシに5馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月8日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原正和騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サチノキングにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月29日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉原正和騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のナイスマロットをハナ差振り切って3勝目を手中に収めた。

6月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原正和騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒカルラバンドールに交わされて2馬身半差の2着となった。

7月3日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉原正和騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。