チャンスレディ（2002年生、母ガーソーンレディ）

チャンスレディ（2002年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時10歳）と交配したガーソーンレディが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は坂田武夫。戦績は、地方10戦1勝2着3回。2005年の花吹雪賞(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

上川薫厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2004年）

7月24日、デビュー戦は新原健伸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トップグランドにアタマ差交わされて2着となった。

8月29日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のガンバルマイニングをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

10月2日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したギオンスピードを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

10月30日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフラワーシルスキーにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中4週で迎えた5戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、2歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3歳（2005年）

1月16日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は新原健伸騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた9戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のうぐいす特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の飛燕賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。