インビジブルセルフ（2021年生、母アウェイク）

インビジブルセルフ（2021年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「秘めた自我、能力」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したアウェイクが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年のメイクデビュー福島(新馬)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、金子真人ホールディングスによって2億7,500万円で落札された。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

7月23日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー福島（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るフォローウィンドを鮮やかな末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

4歳（2025年）

3月30日、約20か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のメイショウソムリエを3/4馬身振り切って休み明け初戦を物にした。