バンブーセゾン（1994年生、母グリーンデボネア）

バンブーセゾン（1994年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時9歳）と交配したグリーンデボネアが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地19戦2勝。主な勝ち鞍は1999年の二見ケ浦特別(500万下)。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

12月8日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた2戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3歳（1997年）

2月8日、中6週で迎えた3戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。

2月16日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

4月20日、中8週で迎えた5戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

8月23日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

9月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

9月13日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田輝彦騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のエビスグローリをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月18日、中3週で迎えた10戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の逢坂山特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の犬山特別（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4歳（1998年）

10月31日、約11か月の休み明けで迎えた14戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の狭山湖特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5歳（1999年）

3月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2000m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中京芝2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

4月17日、連闘で迎えた18戦目は、5歳以上500万下の二見ケ浦特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュバンドールに4馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

5月8日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。