ディアアドマイヤ（1997年生、母マリスターⅡ）

Dear Admire

1997.01.31

ディアアドマイヤ（1997年1月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時11歳）と交配したマリスターⅡが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

12月4日、デビュー戦はJ.シャヴェス騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3歳（2000年）

1月30日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウカイタレントを途轍もない末脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

2月20日、中2週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のつばき賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のサンケイスポーツ賞4歳牝馬特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月18日、中7週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の野苺賞（阪神芝2200m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた8戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下のあさがお賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

5歳（2002年）

6月16日、約24か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。