ジョイフルボス（2004年生、母ケイアイツルノマイ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷山光雄から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2006年）

6月9日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は508kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るオンサンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したオンサンに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3歳（2007年）

3月15日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、3歳戦の沈丁花特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のゴッドプロスパーを3/4馬身振り切って久方ぶりの一戦を制した。

3月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のもくれん特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦2勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦2勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のポピー特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦2勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（6戦2勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のアイリス特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸崎圭太騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

6月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のユスラウメ特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で戸崎圭太騎手（8戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイスバレエに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月9日、中1週で迎えた10戦目は、スタールビー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で戸崎圭太騎手（9戦3勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

8月15日、中4週で迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハーベストムーン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた12戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、サファイア賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた13戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた14戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、初冬賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

4歳（2008年）

2月19日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（10戦3勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた16戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、陽春賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

3月31日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、一般B3五 C1四（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3四（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

4月21日、中0週で迎えた19戦目は、ダイヤモンド賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で納谷和玖騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた20戦目は、エメラルド賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で納谷和玖騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

11月9日、約6か月の休み明けで迎えた21戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、冬晴特別（大井ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた22戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、冬野特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた23戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、グッドラック特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

5歳（2009年）

4月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から42kg増やして迎えた24戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、トワイライトドリーム賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。