マイネルエニグマ（2018年生、母マイネレーツェル）

マイネルエニグマ（2018年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+謎。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時23歳）と交配したマイネレーツェルが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

1月16日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝2000m 小雨/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたサトノラムセス決め手に屈してクビ差の2着となった。

3月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で国分優作騎手（4戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したリッケンバッカーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で国分優作騎手（5戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、5着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で国分優作騎手（6戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のユキノフラッシュをアタマ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

9月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で国分優作騎手（7戦1勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月23日、中4週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で国分優作騎手（8戦1勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた10戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイショウシンタケを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中3週で迎えた11戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（2022年）

6月19日、約6か月の休養明けで迎えた13戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの八雲特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコルベイユに半馬身届かず2着となった。

7月2日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラニュイエトワールを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

7月24日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスのHTB賞（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は泉谷楓真騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、マジカルステージに半馬身交わされて2着となった。

8月14日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの藻岩山特別（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。

8月12日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳以上2勝クラスの西部日刊スポーツ杯（小倉芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。

6歳（2024年）

4月21日、約20か月半の休養明けで迎えた17戦目は、4歳以上2勝クラスの比良山特別（京都芝2200m 外回り雨/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。