エアバーニング（1993年生、母Hasty Lass）

Air Burning

1993.04.27

エアバーニング（1993年4月27日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のWith Approval（当時7歳）と交配したHasty Lassが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

5月4日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい16着に敗れた。

6月8日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

7月14日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったサンシャインリリーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

9月30日、中8週で迎えた5戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったナイスワッスルを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。17頭立ての圧倒的1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のメイショウフレスコに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中2週で迎えた7戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯殿山特別（新潟芝1200m 外回り 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

4歳（1997年）

2月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

3月9日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。