ビッグマイケル（2000年生、母ビッグラブ）

ビッグマイケル（2000年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋男子名」。毛色は鹿毛。種牡馬のテンビー（当時10歳）と交配したビッグラブが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）田淵牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、中央障害14戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

12月1日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。17頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた2戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

3歳（2003年）

1月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

4月19日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた5戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた6戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は常石勝義騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた9戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は常石勝義騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

8月17日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（5戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で常石勝義騎手（6戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で常石勝義騎手（7戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4歳（2004年）

2月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で常石勝義騎手（8戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で常石勝義騎手（9戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で常石勝義騎手（10戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で常石勝義騎手（11戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で常石勝義騎手（12戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は10戦連続で常石勝義騎手（13戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で常石勝義騎手（14戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

6月13日、中1週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で常石勝義騎手（15戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月18日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で常石勝義騎手（16戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で常石勝義騎手（17戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で常石勝義騎手（18戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた25戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた26戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズブルーをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。