シャンソンドール（2022年生、母ベルディーヴァ）

シャンソンドール（2022年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「黄金の歌(仏)。父名、母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のレイデオロ（当時8歳）と交配したベルディーヴァが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

11月9日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、勝ったピリカサンライズにねじ伏せられてハナ差の2着となった。

3歳（2025年）

1月12日、中8週で迎えた2戦目は、T.マーカンド騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したニシノエピカリにクビ差届かず2着に惜敗した。

9月14日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のストレートブラックに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月22日、中9週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。