ノーブルデザイア（2014年生、母シャインエフォート）

ノーブルデザイア（2014年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋願望」。毛色は栗毛。種牡馬のジャングルポケット（当時16歳）と交配したシャインエフォートが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は大江牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方12戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2九。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大江牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉木伸彦によって280.8万円で落札された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

12月24日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず13着に終わった。

3歳（2017年）

5月21日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

8月12日、中7週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた5戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

10月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバトルクウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた8戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、うま得info賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリュウビを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月19日、中1週で迎えた9戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、JA岩手ふるさとひとめぼれ杯（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したソードヴァルキリーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリュウビに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月30日、中1週で迎えた12戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

4歳（2018年）

1月7日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、春景賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

4月8日、中1週で迎えた15戦目は、ムスカリ賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

5月7日、中3週で迎えた16戦目は、マーガレット賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月4日、中3週で迎えた17戦目は、ベゴニア賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。