メジロアースラ（2005年生、母メジロマルチネス）

メジロアースラ（2005年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋キャラクター名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時11歳）と交配したメジロマルチネスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺村、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地30戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

田島良保厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月7日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のヤマカツオーキッドに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月25日、中4週で迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた4戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

3歳（2008年）

3月8日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のチューリップ賞（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

6月29日、中4週で迎えた10戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したエーシンアローを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着となった。

7月12日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の下北半島特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したピエナビーナスにハナ差届かず2着となった。

7月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の美利河特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川浩大騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷川浩大騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた14戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、4着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

4歳（2009年）

3月15日、約5か月半の休み明けで迎えた17戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた18戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた19戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の高田城特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた20戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の十勝岳特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月12日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

8月15日、中4週で迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の定山渓特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

5歳（2010年）

1月23日、約5か月半の休み明けで迎えた24戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（7戦0勝）。17頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

3月20日、中7週で迎えた25戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

7月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の下北半島特別（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（8戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

7月17日、連闘で迎えた27戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（9戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

8月22日、中4週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下のインディアトロフィー（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川浩大騎手（10戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた29戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷川浩大騎手（11戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた30戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の十勝岳特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長谷川浩大騎手（12戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。