アースエンジェル（2012年生、母スズカエンジェル）

アースエンジェル（2012年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「地球の天使、曲名。母名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時9歳）と交配したスズカエンジェルが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地15戦4勝2着1回。2017年のルミエールオータムダッシュ(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額800万円（4万×200口）で一口馬主が募集された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

5月16日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。最後は、勝ったオルティラアスールからクビ差の2着となった。

7月5日、中6週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフクノグローリアをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

9月6日、中8週で迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の雷光特別（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。18頭立ての1番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。最後は、2着のウールーシュヴァルをクビ差制して雨下の一戦を制した。

10月17日、中5週で迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の飛翼特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2016年）

4月30日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上1000万下の大日岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

7月30日、中9週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のワラッチャオに半馬身の差をつけて3勝目を収める

8月27日、中3週で迎えた8戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の稲妻ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月22日、中7週で迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の飛翼特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。最後は、2着のイオラニをクビ差制して勝利を手に入れた。

11月6日、中1週で迎えた10戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のみちのくステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に敗れた。

5歳（2017年）

3月26日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の淀屋橋ステークス（阪神芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。

5月6日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上1600万下の駿風ステークス（新潟芝1000m 雨/重）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月30日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

8月26日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上1600万下の稲妻ステークス（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中8週で迎えた15戦目は、ルミエールオータムダッシュ（新潟芝1000m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（4戦1勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。3着に入った。