ハナノゴジュウマル（2009年生、母カレンナハナ）

ハナノゴジュウマル（2009年4月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時8歳）と交配したカレンナハナが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンダム牧場。戦績は、地方21戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、田中忠商事によって157.5万円で落札された。

松本勉厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2011年）

12月2日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は498kg。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

3歳（2012年）

1月17日、中6週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るチャチャイモンを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3月7日、中6週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

3月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい16着に敗れた。

5月23日、中7週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

8月28日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

10月1日、中4週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた7戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天与の闘争心で諦めることなく走り切り、4着を確保した。

10月25日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では賦性の闘志でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた11戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

4歳（2013年）

1月25日、中3週で迎えた12戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた13戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

7月8日、約4か月半の休養明けで迎えた14戦目は、一般C3十一十二（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた15戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

9月4日、中4週で迎えた16戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3八（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では生来の負けじ魂を発揮してどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着を確保した。

9月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のトチノシルバーに1馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

10月17日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3三（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた20戦目は、かつしか花菖蒲賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3二三（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、遅いペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。