カンクン（2010年生、母セイリングシップ）

カンクン（2010年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「メキシコの南東部カリブ海沿岸のリゾート地」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時11歳）と交配したセイリングシップが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

6月2日、デビュー戦は花田大昂騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。最後は力尽きて16着に敗れた。

7月10日、中4週で迎えた2戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあじめ峡賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

8月15日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサマーカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。