トゥインクルアップ（2022年生、母ジョリーアップ）

トゥインクルアップ（2022年1月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「煌めき+母名の一部。閃光になって駆け抜けて欲しい」。毛色は栗毛。種牡馬のロジャーバローズ（当時6歳）と交配したジョリーアップが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大島牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

杉山佳明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

6月29日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

10月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のカフェロワイヤルを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

3歳（2025年）

1月19日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克駿騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3月2日、中5週で迎えた5戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

5月4日、中8週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（4戦1勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、5着を確保した。

6月29日、中7週で迎えた7戦目は、田山旺佑騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

9月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、ワンダラーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。