ダンツスバル（1998年生、母ワイドミラクル）

Dantsu Subaru

1998.04.04

ダンツスバル（1998年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラトウコウ（当時17歳）と交配したワイドミラクルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は大矢牧場。戦績は、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、大矢牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、大矢牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、大矢牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、ジャパンホーストレードによって693万円で落札された。2歳のとき、ジャパンホース・トレードから「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場されたが主取りとなった。

岡田一男厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2000年）

9月5日、デビュー戦は寺内一樹騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 雨/稍重）に出走。馬体重は427kg。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で寺内一樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアーメンガードを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

11月6日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺内一樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で寺内一樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

12月25日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で寺内一樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。