シルヴァアフリート（1997年生、母シルヴァーキャップ）

シルヴァアフリート（1997年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時13歳）と交配したシルヴァーキャップが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地29戦3勝2着3回、中央障害2戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

4歳（2001年）

3月10日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた2戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

3月24日、連闘で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

5月4日、中5週で迎えた4戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

6月16日、中5週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月24日、連闘で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の江差特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の下北半島特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

8月26日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

9月1日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

9月22日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹之下智昭騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の水上特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松田大作騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。

11月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では徐々に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のウルカーヌスをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

12月15日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したガリョウテンセイにクビ差届かず2着に甘んじた。

5歳（2002年）

1月12日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松田大作騎手（7戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって15着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松田大作騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着に入った。

2月10日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松田大作騎手（9戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったバトルフィールドに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月3日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松田大作騎手（10戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

3月9日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松田大作騎手（11戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く粘り込んで、最後は2着のバウンサーをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

3月23日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松田大作騎手（12戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

5月3日、中5週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松田大作騎手（13戦2勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5月26日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（14戦2勝）。17頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた26戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したエースズチャイムにクビ差届かず2着に惜敗した。

7月14日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一寸刻みに前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のテイエムハートオーをクビ差振り切って3勝目をゲットした。

7月27日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の有明特別（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

9月22日、中7週で迎えた29戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の鏑矢特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月2日、中5週で迎えた30戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は今村康成騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月30日、中3週で迎えた31戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。11着に敗れた。