アドマイヤエイジア（2021年生、母アリスマイン）

アドマイヤエイジア（2021年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+アジア」。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時12歳）と交配したアリスマインが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は萩澤俊雄。主な勝ち鞍は2024年のマンガ・アニメ・トシマ賞(一般C2八九十)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富沢萩沢俊雄牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、近藤旬子によって1,980万円で落札された。

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月21日、デビュー戦は今村聖奈騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

6月1日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、4着に入り込んだ。

6月15日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったカズタンジャーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月4日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

10月4日、中8週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた6戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、マンガ・アニメ・トシマ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のママズコフィを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月8日、中2週で迎えた8戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、ギムレット賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。