タイムオブデライト（2004年生、母ケアフルタイミング）

タイムオブデライト（2004年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「喜びの時間」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時9歳）と交配したケアフルタイミングが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額1,680万円（8.4万×200口）で一口馬主が募集された。

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

3月24日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は536kg。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、2着となった。

5月12日、中6週で迎えた2戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したエアデュードに3/4馬身届かず2着となった。

7月8日、中1週で迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメイショウゲンスイに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。