シーイズドーター（2015年生、母シーイズトウショウ）

シーイズドーター（2015年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋娘。彼女は娘」。毛色は鹿毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時16歳）と交配したシーイズトウショウが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2018年の3歳。

経歴

デビュー前

杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

5月5日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。17頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず17着に終わった。

6月10日、中4週で迎えた2戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。

7月20日、中5週で迎えた3戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマアワモリに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

8月30日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、アイシャに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月19日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた6戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

4歳（2019年）

1月2日、中1週で迎えた7戦目は、北区に集いし若人記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた9戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。