ボナジョルナータ（2005年生、母トミケンクラウン）

ボナジョルナータ（2005年2月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「良い一日を（伊）」。毛色は青毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時12歳）と交配したトミケンクラウンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）田原橋本牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳B6。

経歴

デビュー前

当歳のとき、田原橋本牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月7日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

7月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に敗れた。

9月1日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

12月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

3歳（2008年）

1月20日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（5戦0勝）。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、6着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた8戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

3月13日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップチェリー賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（7戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（8戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（9戦0勝）。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

7月13日、中4週で迎えた14戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた15戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の一条ダンススタジオ7月特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた16戦目は、3歳B6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた17戦目は、3歳B6（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた18戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコアレスバードを捕まえ切れず、9馬身差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた19戦目は、3歳B6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカガノアイリスに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月13日、中1週で迎えた20戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-3（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。