ヒゼンイチヒメ（1996年生、母セノエプリマ）

Hizen Ichi Hime

1996.04.05

ヒゼンイチヒメ（1996年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時7歳）と交配したセノエプリマが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高岸牧場。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高岸牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって535.5万円で落札された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

7月19日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は392kg。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

8月2日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた4戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

3歳（1999年）

5月8日、約8か月の休養明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は酒井学騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神芝2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。