チョゴリザテソーロ（2017年生、母エスワイジュピター）

チョゴリザテソーロ（2017年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「山の名＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトゥザワールド（当時6歳）と交配したエスワイジュピターが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は熊本県、生産者は本田土寿。主な勝ち鞍は2019年のミヤマキリシマ特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、本田土寿から「北海道サマープレミアムセールサラブレッド1歳」に上場され、了德寺健二ホールディングスによって1,620万円で落札された。

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

7月27日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。18頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

8月3日、連闘で迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったローランダーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月10日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。17頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

11月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月17日、中3週で迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のミヤマキリシマ特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のウィンウィンボルトに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。