シンゼンコイチャン（2019年生、母シンゼンクイーン）

シンゼンコイチャン（2019年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より+敬称」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時8歳）と交配したシンゼンクイーンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社大作ステーブル。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯田祐史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月12日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は462kg。17頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3歳（2022年）

1月8日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

4月23日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた4戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

6月12日、中3週で迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月18日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

7月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のワンリオンをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

8月7日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた9戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの小樽特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

2023年1月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。