メイラード（2010年生、母ドゥルセデレーチェ）

メイラード（2010年2月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ドゥルセデレーチェ（糖菓）の製造過程で起こるメイラード反応より」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時12歳）と交配したドゥルセデレーチェが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地13戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年のルビーフラワー賞(C1以下)。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額3,000万円（7.5万×400口）で一口馬主が募集された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

9月23日、デビュー戦はN.ピンナ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に敗れた。

11月25日、中8週で迎えた2戦目は、W.ビュイック騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

3歳（2013年）

2月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

3月31日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月25日、中7週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入った。

6月16日、中2週で迎えた7戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

7月24日、中4週で迎えた8戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のルビーフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るヴァイタルブローを猛烈な末脚でハナ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

9月15日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

11月10日、中7週で迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

12月21日、中5週で迎えた11戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート2500m 晴/不良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

4歳（2014年）

2月22日、中8週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

4月27日、中8週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（福島ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

6月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、木ノ浦海中公園特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったディアブレイズンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた16戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、恋路賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた17戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、かなざわ燈涼会特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた18戦目は、日室の鎌祭り特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。