ロッソペーガゾ（2001年生、母レディアレグレット）

ロッソペーガゾ（2001年3月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「赤いペガサス（伊）　フェラーリのようなスピード馬になるように」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時16歳）と交配したレディアレグレットが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は2005年の一般C7。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂東牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、会田満雄によって2,320.5万円で落札された。

柴田政人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

12月7日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

3歳（2004年）

1月11日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

2月14日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

7月11日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

4歳（2005年）

1月20日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から46kg増やして迎えた5戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C10（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のストームイメージをクビ差制して初勝利を挙げた。

2月3日、中1週で迎えた6戦目は、カトレア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月18日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライナーに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに13kg減らして迎えた8戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた9戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい16着に終わった。