イスズクロス（1994年生、母イスズリフレッシュ）

イスズクロス（1994年6月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタマモクロス（当時10歳）と交配したイスズリフレッシュが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）イスズ牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害7戦0勝、地方24戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1999年の一般C3。

経歴

デビュー前

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

3月23日、デビュー戦は村山明騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

7月13日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

7月26日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1700m 雨/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

8月3日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。

8月17日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は村山明騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で村山明騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた8戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた9戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップアプリコット賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の湯沢特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月21日、中6週で迎えた11戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（1998年）

1月6日、中1週で迎えた12戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

1月17日、中1週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は中竹和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた16戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月5日、中1週で迎えた17戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1999年）

7月4日、約15か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた18戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた19戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったウナヤマヒメから1馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた21戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた22戦目は、宮﨑謙一騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮﨑謙一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月30日、中4週で迎えた24戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイユーマックスから1馬身半差の2着に敗北した。

11月21日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったルイスハヤブサから半馬身差の2着となった。

11月28日、連闘で迎えた28戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のテンザンゴーアに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月11日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2000年）

1月2日、中0週で迎えた31戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本裕次郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったルイスハヤブサからクビ差の2着に甘んじた。

4月8日、約3か月の休養明けで迎えた32戦目は、寒風山特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本裕次郎騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた33戦目は、メイカップ（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本裕次郎騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月22日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた34戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本裕次郎騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた35戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、萬年健特別（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた36戦目は、八甲田山特別（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた37戦目は、グローイングトロフィー（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた38戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。