シゲルスペクトラム（2000年生、母Nuit des Temps）

Shigeru Spectrum

2000.04.06

シゲルスペクトラム（2000年4月6日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名」。毛色は鹿毛。種牡馬のSpectrum（当時8歳）と交配したNuit des Tempsが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

1月18日、デビュー戦は南井大志騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は464kg。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

6月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた2戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた3戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月15日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

9月15日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るコスモタートルを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

10月25日、中5週で迎えた8戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。