トーヨームテキ（2001年生、母トーヨーカーリアン）

トーヨームテキ（2001年5月25日）は、日本の競走馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のトーヨーリファール（当時11歳）と交配したトーヨーカーリアンが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）トーヨークラブ北海道支店。戦績は、地方39戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年のかささぎ賞。

経歴

デビュー前

小西重征厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2003年）

8月16日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は485kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた2戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた3戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

3歳（2004年）

2月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアシッドカラーから6馬身差の2着となった。

3月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた8戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシルバーゴッドレスを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ザビビアンローズにアタマ差交わされて2着となった。

5月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカノヤスイートピーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安東章騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のブレイズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安東章騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安東章騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のジーエスバーキンを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

8月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安東章騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハルヒロを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

9月11日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で安東章騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のカリスマビューティをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

10月22日、中5週で迎えた17戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた18戦目は、3歳（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた19戦目は、山野勝也騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

12月28日、連闘で迎えた20戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（2005年）

2月4日、中4週で迎えた21戦目は、一般C2十1112（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月10日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2七八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2八九（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2九十11（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月12日、中4週で迎えた25戦目は、一般C2八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2六七（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたバニヤンローレル決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

6月7日、中0週で迎えた27戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（8戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月13日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（9戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

11月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で張田京騎手（10戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

12月8日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で張田京騎手（11戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた32戦目は、丸の内特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で張田京騎手（12戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

5歳（2006年）

1月20日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で張田京騎手（13戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったアローストロングにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

2月3日、中1週で迎えた34戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2-12 C3一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた35戦目は、一般C3二三（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は張田京騎手（14戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

7月12日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた37戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい12着に敗れた。

8月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、一般C3五六七（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

10月5日、中6週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた39戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。