トキノガネット（1985年生、母キヨウワロンネル）

トキノガネット（1985年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のネヴアーダンス（当時13歳）と交配したキヨウワロンネルが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は柴田節子。戦績は、中央平地5戦0勝、地方20戦9勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年のトパーズカップ。

経歴

デビュー前

大瀧新次厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1987年）

7月20日、デビュー戦は千場俊彦騎手を鞍上に据えて、3歳（上山ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のクラノチグサに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月15日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千場俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月25日、中0週で迎えた3戦目は、2歳戦のダリア特別（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千場俊彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千場俊彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千場俊彦騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で千場俊彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のラツキーシルビアに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月1日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の3歳優駿（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で千場俊彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で千場俊彦騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1988年）

4月19日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、4歳A1（上山ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、中0週で迎えた10戦目は、3歳戦のスプリングカップ（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた11戦目は、4歳A2（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサンブリニスに8馬身の差をつけて優勝

6月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のローズカップ（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田延由騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハナガサニシキから2馬身半差の2着となった。

7月3日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の東北ダービー（新潟(地)ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田延由騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月8日、中4週で迎えた14戦目は、4歳A1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田延由騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のタマノテンホーに6馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

8月23日、中1週で迎えた15戦目は、4歳A1（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田延由騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノニシキに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月12日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山田延由騎手（7戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノオーエツクスに3馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

10月4日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のオパールカップ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田延由騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオクダヒメに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月17日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の紅葉賞（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田延由騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山田延由騎手（10戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシダリーガルに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月14日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のトパーズカップ（上山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で山田延由騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトツプエコーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（1989年）

1月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、津曲浩二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で津曲浩二騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の常陸特別（中山芝1800m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で津曲浩二騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津曲浩二騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下（中山芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で津曲浩二騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。