バージンファントム（2014年生、母バージンサファイヤ）

バージンファントム（2014年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋宝石名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時21歳）と交配したバージンサファイヤが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田哲夫。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦0勝。

経歴

デビュー前

飯田祐史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

10月16日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた2戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

3歳（2017年）

1月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた4戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

2月28日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

3月6日、連闘で馬体重を前走から21kg絞って迎えた6戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

3月12日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた8戦目は、山頭信義騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた10戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦のがんばれ工藤厩舎特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中越琉世騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

5月7日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた12戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の片山陽加生誕特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は中越琉世騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

5月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は木村直輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

6月3日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた16戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた17戦目は、三木慶子帰還特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は木村直輝騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた18戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の梨誕生日おめでと特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月16日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月22日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、3歳戦の横山・久保田感謝特別（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大澤誠志郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大澤誠志郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。