ケイシュウエコー（1987年生、母ミスミホ）

ケイシュウエコー（1987年4月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時13歳）と交配したミスミホが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）山田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1990年のあやめ特別 2組。

経歴

デビュー前

武井栄一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1989年）

12月30日、デビュー戦は久保秀男騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったツーワキングからアタマ差の2着に甘んじた。

3歳（1990年）

1月23日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保秀男騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモイチバンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で久保秀男騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバークロスから1馬身半差の2着に敗北した。

4月23日、連闘で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で久保秀男騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で久保秀男騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のノラをハナ差制して2勝目を獲得した。

5月29日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のあやめ特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保秀男騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウルビーをハナ差制して優勝

6月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のあじさい特別 1組（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保秀男騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で久保秀男騎手（7戦3勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。13着に敗れた。

11月4日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、紅葉特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で久保秀男騎手（8戦3勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月23日、中2週で迎えた10戦目は、秋冷特別（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で久保秀男騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後はカゲオーと並んで2着同着となった。

12月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で久保秀男騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月28日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた12戦目は、歳末特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で久保秀男騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1991年）

1月8日、中1週で迎えた13戦目は、初駒特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で久保秀男騎手（12戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月10日、中4週で迎えた14戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のグレーテストレデイをクビ差制して雨下の激戦を制した。

2月27日、中1週で迎えた15戦目は、アゼリア特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は久保秀男騎手（13戦3勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルテンザンから2馬身差の2着となった。

3月13日、中1週で迎えた16戦目は、よみうりランド弥生盃（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で久保秀男騎手（14戦3勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシゲスキーから3/4馬身差の2着となった。

5月25日、中9週で迎えた17戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、欅ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

6月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下のアカシヤステークス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の阿寒湖特別（札幌芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で谷中公一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。