ローランボクスター（1997年生、母チームスピリット）

ローランボクスター（1997年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のフジキセキ（当時5歳）と交配したチームスピリットが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地21戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

10月3日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は454kg。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月6日、中4週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のスティールジョーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月27日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦1勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず10着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

3歳（2000年）

1月9日、中3週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の寒竹賞（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた6戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず10着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

6月11日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったヤマニンスパングルに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

7月29日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光の如き末脚を繰り出し、3着に入った。

8月26日、中3週で迎えた14戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露したが、3着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた16戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の伊達特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、逃げるハイフレンドモアにハナ差届かず2着となった。

12月3日、中2週で迎えた19戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4歳（2001年）

1月8日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（8戦1勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。