ダノンボンコ（2013年生、母ダノンボンジュール）

ダノンボンコ（2013年3月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名より。良い子に育つように」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダノンシャンティ（当時6歳）と交配したダノンボンジュールが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方40戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上C2二。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

2月28日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

7月24日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

9月16日、中7週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた3戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた4戦目は、かとれあ賞（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた5戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、JBC川崎まであと1日（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田雄大騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田雄大騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のドリームガイドを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4歳（2017年）

1月9日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田雄大騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエリタージュを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目をマークした。

1月24日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田雄大騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田雄大騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた11戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた12戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、クリノカルカソンヌにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月30日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラガーキリンオーに6馬身の差をつけて優勝

8月11日、中5週で迎えた17戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ピッコラストレーガに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

11月25日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた19戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた20戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

5歳（2018年）

1月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

1月23日、連闘で迎えた22戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、全日本新人王争覇戦第2戦（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

1月30日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた24戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 29（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキンタマーニに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月25日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

3月11日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったタガノレオナルドに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

3月18日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川島拓騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクラウンムーンをクビ差振り切って優勝

4月29日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川島拓騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

5月12日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川島拓騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

5月27日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた33戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川島拓騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月10日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で川島拓騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた35戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったレアルタに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川島拓騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウインミダスを半馬身差し切って6勝目を手中に収めた。

7月16日、連闘で迎えた37戦目は、ホークス杯（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（12戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（13戦3勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C1 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（15戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手（16戦3勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川島拓騎手（17戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた43戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-9ロ（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。