ミョウジンタケル（1987年生、母ホースメンテスコ）

ミョウジンタケル（1987年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のステイールハート（当時15歳）と交配したホースメンテスコが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地28戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

二本柳俊夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

11月11日、デビュー戦は杉浦宏昭騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

3歳（1990年）

1月13日、中8週で迎えた2戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦宏昭騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したホクトクレバーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

3月18日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦宏昭騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉浦宏昭騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉浦宏昭騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で杉浦宏昭騎手（7戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のビーマイレディを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

6月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉浦宏昭騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下のグラジオラス賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で杉浦宏昭騎手（9戦1勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

12月2日、約5か月半の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で杉浦宏昭騎手（10戦1勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた13戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

4歳（1991年）

1月26日、中5週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手（11戦1勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は横田雅博騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の潮来特別（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手（12戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

3月31日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の香取特別（中山芝1200m 外回り小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（13戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は古川寛和騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手（14戦1勝）。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

6月23日、中4週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は横田雅博騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

8月4日、中5週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手（15戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5歳（1992年）

3月8日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた23戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（16戦1勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

5月3日、中7週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦宏昭騎手（17戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦宏昭騎手（18戦1勝）。17頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた26戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝1600m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。17頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手（19戦1勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（20戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

10月27日、約4か月の休養明けで迎えた29戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。