シェーナディーヴァ（2019年生、母スイートマトルーフ）

Scena Diva

2019.02.15

シェーナディーヴァ（2019年2月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時6歳）と交配したスイートマトルーフが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。主な勝ち鞍は2021年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会槇本牧場によって880万円で落札された。

宗形竹見厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2021年）

7月15日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく3着に敗れた。

8月17日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマイチアジアに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月9日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンの2015 G-FRONTオープン賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた4戦目は、2歳S3のゴールドジュニア（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

3歳（2022年）

7月29日、約10か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のルックスライクユーに2馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。

8月16日、中2週で迎えた6戦目は、一般C1六七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた7戦目は、カサブランカ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、ペリーアイランドに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた8戦目は、スコーピオン賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた9戦目は、ともに生きるまち江戸川賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月4日、中3週で迎えた10戦目は、印西市コスモス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で和田譲治騎手（9戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、伸びてきたゴールデンヨシノ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

11月14日、中0週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦のガーネットスター特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で和田譲治騎手（10戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハルハアケボノに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月7日、中2週で迎えた12戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、ゼームス坂賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。