ナイキキャロル（1989年生、母ブルーベリーⅡ）

Nike Carol

1989.03.02

ナイキキャロル（1989年3月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時8歳）と交配したブルーベリーⅡが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

6月20日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた3戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったザハーディにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。

8月22日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ファイアーレディーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（1993年）

2月27日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。