ドリームポッケ（2001年生、母イノセントラジー）

ドリームポッケ（2001年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「可能性をたくさん秘めている　夢＋ポケット」。毛色は栗毛。種牡馬のハウスバスター（当時14歳）と交配したイノセントラジーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は澤田嘉隆。戦績は、中央平地6戦0勝、地方8戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

5月16日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 雨/不良）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず18着に終わった。

7月12日、中7週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアカシア賞（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

10月31日、中8週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた6戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハイフレンドクールに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヨシノヒュージにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月19日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオブステトリシャンに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（2005年）

1月4日、中1週で迎えた9戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベストフジに2馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

2月13日、中5週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は北村浩平騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた11戦目は、市川特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村浩平騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

4月27日、中5週で迎えた12戦目は、つつじ特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村浩平騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月11日、中5週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で北村浩平騎手（4戦0勝）。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、6着に入り込んだ。

7月16日、中4週で迎えた14戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。