ピュアケミストリー（2021年生、母エレメンツ）

ピュアケミストリー（2021年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「純正化学」。毛色は鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時18歳）と交配したエレメンツが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2025年の一般C1四。

経歴

デビュー前

西園翔太厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

8月19日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー新潟（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

10月15日、中7週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったタリスマンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2025年）

4月15日、約18か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた3戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、モクレン賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた5戦目は、米玉利燕三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

9月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた6戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のボルドーグリフォンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月12日、中2週で迎えた7戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本玲花騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた8戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、リベルテに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。