ボーダー（2005年生、母メイジフレッシュ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、本間牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、本間牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、西森鶴によって420万円で落札された。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

9月15日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アリゾナアベニューに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

3歳（2008年）

2月11日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて13着に終わった。

3月22日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

6月1日、中9週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

6月29日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

8月6日、中4週で迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマリンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は鷹野宏史騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。