ナカザルフミコ（2009年生、母ナイスエンジェル）

Nakazaru Fumiko

2009.04.10

ナカザルフミコ（2009年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時17歳）と交配したナイスエンジェルが12歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は野表 俊一。戦績は、地方10戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

松浦裕之厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2012年）

3月5日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は475kg。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で懸命に走り抜いたが、スマートジュノーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

7月9日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったカズノマジックを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスズランボーイに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月20日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた6戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のリブストロングに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月22日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2六七八（大井ダート1500m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2七八（大井ダート1500m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

4歳（2013年）

1月23日、中7週で迎えた10戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。