エニーサンダー（2022年生、母ディーエニー）

Any Thunder

2022.04.28

エニーサンダー（2022年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部+父名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のダイシンサンダー（当時11歳）と交配したディーエニーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社 安達牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

高橋一哉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

8月10日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

9月22日、中5週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、6着を確保した。

11月2日、中5週で迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 雨/重）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

3歳（2025年）

1月5日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

3月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

4月23日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた7戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスギノペガサスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のイリバーレに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月26日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた10戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のジャスミンに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の浦和競馬公式ファンクラブ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブルーオブウインドに6馬身の差をつけて4勝目を収める

デビュー前

箕輪武厩舎（浦和）へ入厩。

9月9日、中6週で迎えた12戦目は、3歳戦の啄木鳥特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったアンジュメロディにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中1週で迎えた13戦目は、八潮市ハッピーこまちゃん賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

10月30日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、浦和エイトチャレンジ（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で野畑凌騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野畑凌騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、モンドに交わされて4馬身差の2着に敗北した。