ヨウチャンサア（2017年生、母エリカスマイル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、豊洋牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会和田勉によって378万円で落札された。

2歳（2019年）

12月13日、デビュー戦は山本聡紀騎手を鞍上に据えて、2歳戦のカトレアデビュー（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったセザンイーグルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3歳（2020年）

1月9日、中3週で迎えた2戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアジア食堂ジェーンカップ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

2月10日、中4週で迎えた3戦目は、仲野光馬騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた4戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のソレアードをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

3月30日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の千里眼ドロップを使い世界に復讐をする（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエラボレートに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

12月1日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、アイビー賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた7戦目は、HBA日高軽種馬農業協同組合賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4歳（2021年）

1月13日、中2週で迎えた8戦目は、船橋生まれの除菌水e-WASHC1二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

2月9日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、馬い!?明日開催池尻軒先マルシェ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

3月15日、中4週で迎えた10戦目は、アクアマリン賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡村健司騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

4月5日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、一般C1四五六ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡村健司騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のクラマサゴールドをハナ差振り切って3勝目を手中に収めた。

5月7日、中4週で迎えた12戦目は、鍾馗賞（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で岡村健司騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

5月31日、中2週で迎えた13戦目は、ふたご座特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡村健司騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた14戦目は、荷風賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡村健司騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のジャックフォンテンをクビ差振り切って4勝目を収める

7月20日、中3週で迎えた15戦目は、アイオライト特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡村健司騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したイテザに半馬身届かず2着に敗北した。

8月12日、中2週で迎えた16戦目は、濃溝の滝賞（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で岡村健司騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクリスタルバブルスに5馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

9月3日、中2週で迎えた17戦目は、十倉特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で岡村健司騎手（11戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた18戦目は、くるみ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で岡村健司騎手（12戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。